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  同志社大学 脳科学研究科

真実を知るを共有していきたい

私は神経内科専門医としてパーキンソン病やハンチントン舞踏病の患者さんを担当していた頃、一見説明のつかない症状に困惑していました。動きたいのに動けない。動きたくないのに動いてしまう。この謎に満ちた症状を引き起こしているのが大脳基底核という脳領域です。さらに近年、大脳基底核は運動調節だけでなく、「学習にもとづいた行動選択」という重要な役割を担うことも分かってきました。しかしながら、運動と学習、この二つを実現する神経回路(ニューロサーキット)がどのようなものなのかは分かっていません。私はこの謎に迫るために基礎医学に移り、新しい電子顕微鏡技術や分子遺伝学を応用することで大脳基底核回路の解明に取り組んできました。 現実には神経変性疾患の多くが、「どのニューロサーキットがどのように変化しているのか?そもそも本来あるべきニューロサーキットはどのようなものか?」が不明なままです。脳科学研究科では脳領域や疾患の枠組みを超えて、ニューロサーキットの原理を追求し、臨床にも貢献したいと考えています。本研究科の各分野のエキスパートの先生方とご一緒させていただくことによる新しい展開も楽しみです。

また、研究の面白さ、本当のことを知るときめきを若い人たちと共有していきたいと思っています。 脳科学は多様な視点を要求される学問ですので、女子学生にも参加してほしいですね。研究を続ける上での悩みや困難を共有し、一緒に乗り越えていく研究室を作りたいと思っています。
同志社大学 脳科学研究科
システム脳科学分野 神経回路形態部門
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